今回はAmazonオーディブルで聴ける、おすすめ子育て書籍3選を紹介!。
昭和全盛の我々アラフィフ世代に、目からウロコの「子育て論」を御教授してくれます。
新時代に向けての子育てはどうあるべきなのか? さっそく解説していきます!
Amazonオーディブルで聴く、おすすめ子育て書籍3選

今回紹介するAmazonオーディブル書籍3冊はコチラ!
◎子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気 岸見 一郎 (著), 植山 顕照 (ナレーション)
◎うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識 メリンダ・ウェナー・モイヤー (著), 北方 李奈 (ナレーション)
◎犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉 出口 保行 (著), 北口 聖 (ナレーション)
上記3冊の書籍は、共通している所もあれば、違う見解の部分もあり興味深いです。
御自分の理想の子育てにマッチする書籍かどうか、ぜひ聴き比べてみてほしいです。
子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気
☆子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気
岸見 一郎 (著), 植山 顕照 (ナレーション)
・アドラー哲学による「叱らない・褒めない子育て」に興味がある親御さん。
・「自分で考え、自分で決める」そんな自立した子に育ってほしい親御さん。
・これからの時代の子どもには、ありのままの自分を愛せる自己肯定感の強い子に育ってほしい親御さん。
「叱らない、褒めない。」
アドラー哲学による、今までの子育てとは一線を画す子育て論。
子どもには「自分自身で決めた人生を自己肯定感をもって生きて欲しい!」
そんな願いを持つ親御さんにはおすすめの一冊です。
アドラー心理学に基づく子育ては、頭では理解できるのですが、今までの固定観念が邪魔をするアラフィフ世代の我々が、すぐに実践するのはなかなか難しいです。
ですが、幼い頃から子どもを親より下の存在ではなく、対等な人間として扱うことで、お互いを尊重する良好な人間関係を築くことができます。
「勉強しなさい」ではなく、「勉強するまで見守る」というスタンスのアドラーの教えは、我々アラフィフ世代からみれば「甘やかしでは?」と考えがち…
しかし、アドラー心理学では子供の将来を思い「勉強しなさい」と発してしまうのは、親のエゴだとバッサリ切り捨てています。

本来、子どもに教えるべきことは「学ぶことの喜び」・「知らないことを知る楽しみ」。
未就学児の息子を育てる我が家でも、試行錯誤しながら「知る楽しさ」を子供に伝えています。
アドラー心理学を提唱した大ベストセラー本「嫌われる勇気」の著者・岸見一郎氏が執筆した本書。
子どもの自立心を育てることはもちろん、われわれ親側も…子どもに依存しない生き方を教えられる一冊です。
うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識
☆うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識
メリンダ・ウェナー・モイヤー (著), 北方 李奈 (ナレーション)
・子どもの「わがまま・ウソ・汚い言葉への対処方」・「やる気のひきだし方」の具体的方法を知りたい親御さん。
・「イジメ・きょうだいげんか」の解決法をプログラム形式で学びたい親御さん。
・「スマホ」はいつから与える?「ジェンダー問題・性教育」はどう教える? デリケートな問題の対応がわからない親御さん。
科学ジャーナリストで2児の母親でもある著者が、どんな親でも必ず行き当たる「子育て問題」を、自身の実例をもとにプログラム形式で指南してくれる本書。
膨大な研究データをバックボーンとしながらも、著者の失敗談などを交えながら、わかりやすく解説しているので共感できる部分も多いです。
この本がおすすめなのは、あらゆる「子育て問題」に対してプログラム形式で解説している所。
問題発生のあと「まずはどうするのか?」から「最終的にはどうしていくべきか?」を順序立てて説明しているので、プロセスがわかりやすく実践しやすいです。
「わがままな子どもに手を焼く」→「子どもの感情力(やさしさ)を育てる」→「お手伝いをさせる」→「子どもにはっきりと理由付をしてお願いする」→「親がやさしさの手本をみせる」といった具合です。
子どもが問題を起こしたらチャンスととらえ、思いやりをもって対応することで、子どもは親や他人との繋がりを築くことができます。
自分の子どもが「他人の気持ちが理解できる、思いやりのある優しい人になってほしい」と願う親御さんには、おすすめの一冊です。
犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉
☆犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉
出口 保行 (著), 北口 聖 (ナレーション)
・『うちの子が犯罪なんてするわけない!』と、子育てに対して楽観的な親御さん。
・子どもの為に「良かれ」とかけている言葉に、心当たりがある親御さん。
・どんな言葉が子供にとって「呪いの言葉」となり、犯罪へ向かうのか興味がある親御さん。
1万人の犯罪者と対話してきた、犯罪心理学者である著者の出口教授。
本書では、犯罪に至る経緯は「子どもの頃の教育に影響される」とする教授の「言葉ひとつで、子どもは将来的に罪を犯してしまう」という事例を紹介しています。
いつものように無意識に子どもに言ってしまっている「あの言葉」…。
それが子どもの成長を妨げていたり、大きなプレッシャーを与えているかもしれません。
「うちの子に限って…」なんて思っている親御さんにこそ、是非聴いてほしい一冊です。
我が家も「早くしなさい」などの言葉は、習慣化するほど言ってしまっている常套句。
「早くする」ことだけが目的となる子どもは、後先を考えず、その場を解決すれば良いという思考に陥り、将来的に何らかのきっかけで犯罪に手を染めてしまう可能性も…
何気なく子どもに使っている「あの言葉」が、そんなことになると考えると…ちょっと心配になってしまいますね。

そんな「呪いの言葉」が、どうして子どもを犯罪に向かわせてしまったのか?
本書はいくつかの事例を紹介しつつ、ではどうしたら良かったのか?までを深堀していきます。
愛情なく親のエゴを押しつけると…子どもは思わぬ方向へ行ってしまうということを教えてくれる、ちょっと怖い本です。
まとめ

今回はAmazonオーディブルで聴く「子育て本」3選を紹介しました。
これら3冊以外にもAmazonオーディブルで聴ける子育て関連書籍は多数あり、他の書籍も興味深い内容ばかりです。
「子育て論」は人によって様々ですので、紹介した3冊の中でも違う考えがあったりして、我々を混乱させることもしばしば…。
ですが、いろいろな書籍の考えをインプットしなければ、子育てに対する自分なりの考えを持つことはできません。

今後の子どもの人生がどうあって欲しいかは、親である我々次第。
まずは、先人の教えや、研究者の膨大なデータによる子育て論に耳を傾けてみることから始めて、自分たちなりの子育て方針を探してみてはいかがでしょうかね?
30日間無料で月額¥1,500のAmazonオーディブル入会なら、ちょっとしたスキマ時間で多くの子育て本が聴き放題。
子どもの為の投資と考えれば、なかなかコスパの良いインプットになり得ますね。
もちろん、アウトプットで実践してなんぼだということをお忘れなく…(・_・;)
今回おすすめしたAmazonオーディブル書籍を読んだ(聴いた?)方は、コメントから感想を聞かせてください。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
