今回紹介するAudible作品こちら!
『バカの壁』です。
20年以上も前に発刊された本書。
当時話題になっていた記憶はあるのですが…、
読書嫌いだった僕には興味ゼロでございました。
あらためてAudibleで聴いてみた『バカの壁』。
アラフィフとなり”聴く読書”に目覚めたオッサンの感想やいかに!
さっそくいってみましょー
(^^♪
『バカの壁』|内容は?
タイトルである『バカの壁』。
わかやすく説明するとこんな感じ。
「知りたくないことや、考えたくないことで情報を遮断してしまう見えない壁」
著者の養老氏は、この壁があることによって…
・自分が正しいという思い込み
・他人の意見を受け入れない
・新しい学びをしない
といった弊害が起きてしまうと警笛をならします。
自分本位の生き方を見直し、誰もがもつ『バカの壁』を少しずつ壊していくことで世の中の見方を変えていけるといった内容の一冊です。
結論|『バカの壁』はAudibleで楽しめる作品?
結論から言えば『バカの壁』はAudibleでも楽しめる作品でした。
特にアラフィフ、アラフォー世代で本書に触れてこなかった人にはオススメです。
理由は3つ…
・本書の考え方の本質は現代でも色褪せない!
・アラフィフ世代には共感できる部分も多い!
・子育て論として聴いても興味深い!
養老氏の伝えたいことの本質は現代においても有用です。
大昔から存在する相容れない他者との溝の理由をわかりやすく解説されています。
20年以上前に発刊されている本書は、50代が共感できるところも多いです。
元自民党の鈴木 宗男氏の政治疑惑問題に言及している点や、NYヤンキースに在籍していた松井 秀喜氏らを例えにあげるなどの時代感はアラフィフ世代にマッチしています。
最近言われる”個性”や”多様性”といった考え方に一石を投じる本書。
それを伸ばす前にやるべきことがあるのではと訴える養老氏の指摘は、近年の子育て論の参考にもなる興味深い書籍です。
『バカの壁』|作品紹介
医学者であり解剖学者の養老 孟司氏が書き下ろした本書。
2003年に発刊され、戦後の歴代ベストセラー第4位の累計400万部を超える発行部数を記録しています。
※2006年8月時点 (出典→出版科学研究所)
タイトル『バカの壁』は同年の流行語大賞も受賞しました。
キャッチコピーは
『話せば分かる』なんて大ウソ!
一つの考えに固執し、他人のことをわかってもいないのに「わかっている」と思い込んでしまう人と人との理解されない対話の本質を解明します。
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『バカの壁』|Audibleで聴いてみた感想と評価
『バカの壁』をAudibleで聴いてみた感想は
「最近の風潮にモヤモヤしていたアラフィフおっさんの心を腹落ちさせてくれた!」
でした。
昭和世代の我々もコンプライアンスの重要性やSNS発信など時代の変化についていく必要性はあるとは思います。
個性を打ち出したり、多様性を認めるのも十分理解しているつもりです。
ですが他者を置き去りにして「まず自分」といった風潮に違和感を感じていました。
そして、その答えが20年以上前に出版されていた書籍にありました。
自分の主張だけでなく、他者の言い分も理解しようとする。
こんなことに気づけなかった自分もまた「バカの壁」を築いていた一人なのかも?と反省させられた一冊でありました。
● 良かったと思う点は…?
・本書の考えの本質はいつの時代でも色褪せない!
・アラフィフ世代にはハマる自己啓発書!
・約5.5時間の再生時間は教養書初心者にもオススメ!
20年以上前の書籍は今聴いても新鮮さがありました。
養老氏の鋭い切り口で語られる本書は、最近の自己啓発書とはまた違った感覚でしたが、話の本質は現在も色褪せることのない考え方を教えてくれます。
昭和世代の我々にはすんなりとハマれそうな本書。
個性だの多様性だのと言われる時代に一石を投じるような養老氏の考えは、今の時代の考えに違和感を感じるアラフィフ・アラフォー世代の心に響くとおもいます。
再生時間約5.5時間はAudible初心者でも聴きやすいです。
比較的短い再生時間の本書は、教養書に抵抗があるAudible初心者にもオススメです。
● イマイチだったかなと感じた点は…?
・解剖学の見解から発する養老氏の意見には賛否も…
・時代性が古いので若い人にはピンとこないかも…
解剖学者である養老氏の尖った意見には賛否両論も。
僕的には面白い考えだなと感じましたが、倫理観的にどうなのかという意見もありそうです。
時代性の古さは否めないところ。
鈴木宗男議員の疑惑やオウム真理教を引き合いに出している本書は、当時の時代を知らない若い世代にはが合わないかも…
というわけで、アラフィフ父の5段階評価はコチラ!
Audibleでも内容は理解できた? | |
ナレーションの魅力は? | |
エンターテイメント性は? | |
総合評価は? |
まとめ
今回はAudibleで聴ける『バカの壁』をご紹介しました。
感想をまとめるとこんな感じ。
・「バカの壁」の考え方の本質は現代でも色褪せない
・アラフィフ世代には時代性も合い聴きやすい
・養老氏の尖った意見には賛否両論も興味深い
20年前に本書を読んで、ここまで共感できたかというと?です。
無知で自分を主張したい若い頃は、他者の事まで考える余裕などなかったとおもいます。
いろいろ経験してアラフィフになった今だからこそ『バカの壁』の考えが心に響くのでしょう。
いろいろと余裕のない世の中になりつつある昨今…
つい自己中心的になりがちな時代に、本書の考え方は現代社会が忘れかけている大事なことに気づかせてくれる一冊でありました。
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最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに。 (^^♪