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Audible『スプートニクの恋人』<著>村上 春樹・<朗読>宮﨑 あおい|アラフィフ読書初心者が聴いてみた感想は?

今回紹介するAudible作品は、世界も認める小説家 村上 春樹 氏の
『スプートニクの恋人』です。

村上 春樹 氏の作品は多数Audible化されており、いつか聴こうとは思っていたのですが、アラフィフ読書初心者の私には敷居が高いと敬遠しておりました。(^^;)

何から聴いたらよいものか?と思案していたところ、タイトルの「スプートニク」という言葉に惹かれたのと、私の好きな女優 宮崎 あおい さんがナレーションを担当しているということで本作に決定。

アラフィフAudible初心者が初めて聴いた村上 作品はどう感じたのか?

さっそくレビューしていきます!

結論・『スプートニクの恋人』|Audibleで楽しめた?

結論から言えば、『スプートニクの恋人』はAudibleでも十分楽しめる作品でした。

しかし、アラフィフおっさん人生初の 村上 春樹 作品「スプートニクの恋人」をAudibleで聴いた正直な感想は…

「おそらく書籍で読んでいたら途中で挫折していただろうな…」です。(^^;)

50年間ほぼ文学に触れてこなかった私にはやはりハードル高めな印象…
Audibleだったから最後まで聴き終えることができたとおもいます。

とは言え、一読で解釈するのは難解な 村上 春樹 作品…
(-_-;)

僕みたいな読書初心者はAudibleを活用して作品の全体像を把握し、あらためて書籍で読むことで理解を深めるなんてのもアリですね。

『スプートニクの恋人』|作品紹介

『スプートニクの恋人』| <著> 村上 春樹 (講談社)

1999年に講談社から刊行された本作は、”現実と非現実を行き来する独特な世界観”を描く 村上 春樹 氏の代表作の一つ。

何かを失う痛みと、それを乗り越えていく彼らの再生や希望を表現しています。

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スプートニクの恋人』|あらすじ・内容

あらすじ

大学在籍中の「ぼく」の唯一の友達だった女性「すみれ」

「ぼく」は小学校の教師となり、彼女は大学を辞め小説家になろうとしていた。

飾り気のない「すみれ」だったが、「ぼく」はそんな彼女に恋をしていた。

「ぼく」はその思いを伝えることができずにいた。なぜなら彼女は今まで生きてきた中で恋愛感情というものを抱いたことがなかったからだ。

しかし「すみれ」は知人の結婚式で出会ったある人物に、生まれて初めての恋をする。

彼女が恋に落ちた相手は17歳年上の貿易会社を営む「ミュウ」という女性だった。

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『スプートニクの恋人』

「すみれ」のことが好きな「ぼく」と、「ミュウ」のことが好きな「すみれ」。

それぞれがもつ孤独のなかで繰り返される出会いと別れを、唯一無二の村上春樹ワールドで描く本作品。

読後にアナタが感じるのは希望か?失望か?

アラフィフ父
アラフィフ父

タイトルの「スプートニク」とはロシア(ソ連)が打ち上げた世界初の人口衛星のこと。ロシア語で「同行者」の意味らしいっす。

スプートニクの恋人』|Audibleで聴いてみた感想と評価

『スプートニクの恋人』をAudibleで聴いた感想は物語として十分面白かったです。

ただ、巷でよく言われる” 村上 構文”に戸惑ったことを考えると、Audibleで聴いたのは正解だったかなとおもいます。

何かが欠落している「ぼく」と「すみれ」、トラウマをもつ「ミュウ」…
三人の出会いと別れの刹那的ストーリーは、うまく言語化できないけど共感できるモノがありました。

物語の結末をどう感じたのか思い巡らせ、背伸びして文学がわかる人になりきってみるの面白いですね。
(^^ゞ

● 具体的に良かったと思う点は…?

・純粋に物語として面白い。
・独特な感性を持つ登場人物が魅力的。
・作品の世界観とシンクロする淡々としたナレーションがgood!

僕的には純粋に物語として面白かったです。村上作品の真骨頂?である現実と空想の狭間で生きる描写も割とすんなり受け入れることができました。

欠落した感性をもつ登場人物達が魅力的で、人としてダメなはずの彼らに、なぜか共感し感情移入してしまいます。

そしてナレーターの宮崎 あおいさんの淡々とした朗読は、世界観といい感じにシンクロし、物語に感情移入させてくれました。

● イマイチだったかなと感じた点は…?

・村上氏の独特の文章に違和感…
・精通していないと分からない名称…
・難解なストーリー展開…

村上春樹氏の奇抜な比喩表現に、最初はかなり違和感を覚えました。しかし不思議なもので慣れてくるとクセになり、後半はすんなり受け入れちゃってました。(^^;)

無学ゆえの悲しさか、古い作家やクラッシックの名称が出てくると???なことに。かろうじて分かったのは古いロックミュージシャンの名前ぐらい…(T_T)

物語を語る登場人物の視点がコロコロ変わったり、現実世界と空想世界を行き来するストーリー展開に理解が追いつかず、何度か巻き戻して聴くことも…。

アラフィフ父
アラフィフ父

というわけで、アラフィフ父の5段階評価は以下としました。

Audibleでも内容は理解できた?
ナレーションの魅力は?
エンターテイメント性は?
総合評価は?

まとめ

今回はAudibleで聴ける村上 春樹 氏の『スプートニクの恋人』をご紹介しました。

アラフィフ父の人生初の 村上 春樹 作品がこの小説でよかったのかはさておき、Audibleとはいえ本作を読破できたことに満足しております。

村上氏の独特の表現は、たしかに読書初心者には躊躇する部分はあるかもです。

しかしながら登場人物達の心の描写に共感しながら物語を聴き終えたラストは、僕的にはハッピーに捉えられ読後の爽快感もあったので、今更ながらもっと早くに村上作品に触れておけばよかったなと後悔しました。

「村上作品には興味はあるけど純文学なんて小難しそうだし、いまさら読んでもバカにされるだけでは?」

僕もそんなふうに思いながら50年間過ぎてしまいましたが、Audibleであっさりとその垣根は越えてしまいましたね。

本作以外にも村上春樹作品はAudibleで多数配信されているので、「読書初心者だけど村上春樹ワールドに挑戦したい!」という方は、まずはAudibleで作品に触れてみるのもアリだと思いますよ。(^^ゞ

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今回紹介したを『スプートニクの恋人』聴いた方はコメントから感想を聞かせてくれたら嬉しいです。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

次回の記事もお楽しみに(^^♪

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