このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています

Audible『スプートニクの恋人』<著>村上 春樹・<朗読>宮﨑 あおい|アラフィフ読書初心者が聴いてみた感想は?

今回紹介するAudible作品は、世界も認める小説家「村上 春樹」氏の『スプートニクの恋人』です。

村上 春樹 氏の作品は多数Audible化されており、いつか聴こうとは思っていたのですが、アラフィフ読書初心者の私には敷居が高いと敬遠しておりました。(^^;)

何から聴いたらよいものか?と思案していたところ、タイトルの「スプートニク」という言葉に惹かれたのと、私の好きな女優・「宮崎 あおい」さんがナレーションを担当しているということで本作に決定。

アラフィフAudible初心者が初めて聴いた村上 作品はどう感じたのか?

さっそくレビューしていきます!

結論・『スプートニクの恋人』|Audibleで楽しめた?

アラフィフおっさんの人生初の村上春樹作品「スプートニクの恋人」をAudibleで聴いた正直な感想は…

「おそらく書籍で読んでいたら途中で挫折していただろうな…」です。(^^;)

もちろん素晴らしい作品であるとは思いますが、50年間ほぼ文学に触れてこなかった私にはやはりハードル高めな印象。

受動的なAudibleだったからこそ最後まで聴き終えることができました。

しかし一読で解釈するのは難解な村上春樹作品たち…。(-_-;)

私のような読書初心者は、一度目はAudibleを活用して作品の全体像を把握し、2回目は書籍で読むことで理解を深めるのは効果的だとおもいます。

『スプートニクの恋人』|作品紹介

『スプートニクの恋人』| <著> 村上 春樹 (講談社)

現実と非現実との境目を交錯する主人公達の孤独を描く本作。

何かを失う痛みと、それを乗り越えていく彼らの再生や希望を表現しています。

Amazonのオーディオブック「Audible」とは?

Amazonのオーディオブック「Audible(オーディブル)」はプロのナレーターが朗読した書籍をアプリで聴けるサブスクリプションサービス。

通勤通学中・運動中・家事の最中など、いつでもどこでも聴く読書ができます。

入会すれば今回紹介する『スプートニクの恋人』はもちろん、12万冊以上の作品が聴き放題の対象に。

人気声優や俳優たちの朗読への起用や、Audibleでしか聴けない書籍やポッドキャストなど、楽しめるコンテンツも豊富に取り揃えています。

「多忙で読書する時間がない…。」
「運動中にも読書を楽しんでみたい!」
「最近は読書すると目が疲れる…。」

そんな方は、まずは30日間の無料体験がおすすめ。

無料体験後は月会費1,500円で、退会はいつでも可能です。

30日間無料体験のAmazonのオーディオブック
「Audible(オーディブル)」はこちら

Amazonのオーディオブックの「Audible」新規登録へ

スプートニクの恋人』|あらすじ・内容

あらすじ

大学在籍中の「ぼく」の唯一の友達だった女性「すみれ」

「ぼく」は小学校の教師となり、彼女は大学を辞め小説家になろうとしていた。

飾り気のない「すみれ」だったが、「ぼく」はそんな彼女に恋をしていた。

「ぼく」はその思いを伝えることができずにいた。なぜなら彼女は今まで生きてきた中で恋愛感情というものを抱いたことがなかったからだ。

しかし「すみれ」は知人の結婚式で出会ったある人物に、生まれて初めての恋をする。

彼女が恋に落ちた相手は17歳年上の貿易会社を営む「ミュウ」という女性だった。

『スプートニクの恋人』Audible版はこちら
   ↓

『スプートニクの恋人』

「すみれ」のことが好きな「ぼく」と、「ミュウ」のことが好きな「すみれ」。

それぞれがもつ孤独のなかで繰り返される出会いと別れを、唯一無二の村上春樹ワールドで描く本作品。

読後にアナタが感じるのは希望か?失望か?

アラフィフ父
アラフィフ父

タイトルの「スプートニク」とはロシア(ソ連)が打ち上げた世界初の人口衛星のこと。ロシア語で「同行者」の意味らしいっす。

スプートニクの恋人』|Audibleで聴いてみた感想と評価

結論から言えば、『スプートニクの恋人』はAudibleでも十分楽しめる作品でした。

また冒頭でも述べたように、Audibleだったからこそ楽しめたという部分もおおきいです。

何かが欠落している「ぼく」と「すみれ」、そしてトラウマをもつ「ミュウ」…

三人の出会いと別れの刹那的ストーリーは、何かしら共感できるモノがあります。

そして物語の結末をどう感じたのか思い巡らせ、ちょと文学がわかる人になりきってみるのも面白いとおもいますよ。

● 具体的に良かったと思う点は…?

・純粋に物語として面白い。
・独特な感性を持つ登場人物が魅力的。
・作品の世界観とシンクロする淡々としたナレーションがgood!

僕的には純粋に物語として面白かったです。村上作品の真骨頂?である現実と空想の狭間で生きる描写も割とすんなり受け入れることができました。

欠落した感性をもつ登場人物達が魅力的で、人としてダメなはずの彼らに、なぜか共感し感情移入してしまいます。

そして、ナレーターの宮崎 あおいさんの淡々とした朗読は、世界観といい感じにシンクロし物語に感情移入させてくれました。

● イマイチだったかなと感じた点は…?

・村上氏の独特の文章に違和感…
・精通していないと分からない名称…
・難解なストーリー展開…

村上春樹氏の奇抜な比喩表現に、最初はかなり違和感を覚えました。しかし不思議なもので慣れてくるとクセになり、後半はすんなり受け入れちゃってました。(^^;)

無学ゆえの悲しさか、古い作家やクラッシックの名称が出てくると???なことに。かろうじて分かったのは古いロックミュージシャンの名前ぐらい…(T_T)

物語を語る登場人物の視点がコロコロ変わったり、現実世界と空想世界を行き来するストーリー展開に理解が追いつかず、何度か巻き戻して聴くことも…。

アラフィフ父
アラフィフ父

というわけで、アラフィフ父の5段階評価は以下としました。

Audibleでも内容は理解できた?
ナレーションの魅力は?
エンターテイメント性は?
総合評価は?

まとめ

今回はAudibleで聴ける村上 春樹 氏の『スプートニクの恋人』をご紹介しました。

アラフィフ父の人生初の村上春樹作品がこの小説でよかったのかはさておき、Audibleとはいえ本作を読破できたことに満足しております。

村上氏の独特の表現や言い回しは、たしかに読書初心者には躊躇する部分はあるとはおもいます。

しかしながら登場人物達の心の描写に共感しながら物語を聴き終えたラストは、僕的にはハッピーに捉えられ読後の爽快感もあったので、今更ながらもっと早くに村上作品に触れておけばよかったなと後悔しました。

「前々から村上春樹作品には興味はあるけど純文学なんて小難しそうだし、いまさら村上春樹作品なんて読んでもバカにされるだけでは…」

僕もそんなふうに思いながら50年間過ぎてしまいましたが、Audibleであっさりとその垣根は越えてしまいましたね。

本作以外にも村上春樹作品はAudibleで多数配信されているので、「読書初心者だけど村上春樹ワールドに挑戦したい!」という方は、まずはAudibleで作品に触れてみるのもアリだと思いますよ。(^^ゞ

30日間の無料体験を利用すれば、今回紹介した『スプートニクの恋人』をはじめ、多数の村上春樹作品が”無料”で聴けちゃいます!

興味がある方は、下記のリンクをクリックしてみてくださいね。

30日間無料体験のAmazonのオーディオブック
「Audible(オーディブル)」はこちら

Amazonのオーディオブックの「Audible」新規登録へ
アラフィフ父
アラフィフ父

無料期間中の解約もOK!

継続しても月額¥1,500の自己投資はコスパ良しのサブスクかも!

今回紹介したを『スプートニクの恋人』聴いた方はコメントから感想を聞かせてくれたら嬉しいです。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

次回の記事もお楽しみに(^^♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA