今回紹介するAudible作品は『侠飯(おとこめし)』です。
ホラー、怪談、推理小説など幅広いジャンルで執筆活動される、福澤 徹三氏が2014年に発表された本作。
2016年にはテレビ東京系でドラマ化もされ、人気を博しましたね。
”就活生&ヤクザのゴタゴタ劇”と”料理レシピ”という、水と油のような組み合わせでストーリー展開する『侠飯(おとこめし)』。
はたしてAudibleでも楽しめる作品なのか? さっそく紹介してきましょう!
『侠飯(おとこめし)』|Audible(オーディブル)作品紹介
多彩なジャンルの小説を執筆される福澤 徹三氏が、2014年に発表されたアウトロー小説『侠飯(おとこめし)』。
とある事件に巻き込まれた就活生「若水良太」が、プロ顔負けの手料理をふるまうヤクザの組長「柳刃竜一」とその舎弟に押しかけられ、共同生活を余儀なくされるドタバタ物語です。
2016年にテレビ東京系深夜帯の「ドラマ24」枠でドラマ化されており、「柳刃竜一」役の生瀬勝久さんの”料理にこだわるヤクザ”の演技が凄くハマってましたね。
ナレーションは、数多くのアニメや吹き替え作品で声優をつとめる諏訪部 順一さん。
多くの女性たちを魅了するバリトンヴォイスは、無骨なイメージの「柳刃竜一」のイメージピッタリなのはもちろん、キャリアを生かしたキャラクターの演じ分けも完璧でした。
ダンディ役 (CV.諏訪部 順一)
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『侠飯(おとこめし)』|あらすじ・内容
就職活動中で一人暮らしの大学生「若水良太」は、ある日の帰宅途中、自宅近くでヤクザの抗争に巻き込まれてしまう。
命の危険にさらされた彼だったが、すんでのところをヤクザの組長「柳刃竜一」に助けられる。
しかし流れで「柳刃」と舎弟の「火野」を自宅にかくまう展開に…。
ヤクザとの共同生活に困惑する「良太」…。
しかし、寡黙ながらもこだわりの激ウマ料理をふるまうヤクザ「柳刃」との食を通じた生活は、就活がうまくいかず腐っていた「良太」の心を少しずつ変えていくのだった。
はたして三流大学生「良太」の就職はうまくいくのか?
そして居候するヤクザ「柳刃」の本当の目的とは…?
「仁侠xグルメ」という相容れないジャンルで魅せるアウトロー小説『侠飯(おとこめし)』。
「柳刃」が考える料理への姿勢や生き様を知ることで、中途半端な日々を送る就活生「良太」が、自分を見つめ直し成長していく物語です。
そしてもうひとつの見せ場は、華麗な「柳刃」のこだわりある調理描写!
よだれが出るほどの想像を膨らませる数々の激ウマ料理に、聴いているだけで”おなか”が鳴ってしまう一冊です。
すぐにマネできそうな、お手軽レシピなのもGOOD!
『侠飯(おとこめし)』|Audibleで聴いてみた感想と評価
結論、『侠飯(おとこめし)』はAudibleでも十分に楽しめる作品でした。
”料理が鍵となる本作は、ドラマのように映像があった方が良いのでは?”
僕もそう考えていましたが、想像力をかきたてる小説での表現は、また違った形で脳内の食欲を沸き立たせてきます。
「この焼いた肉の余り汁を、メシにかけて食うと絶品だ…」
おそらく見た目は無骨な「柳刃」が差し出すこんなB級レシピも、とんでもなくウマそうに脳内補完されてしまいます。
また、「柳刃」の言葉に少しずつ成長する「良太」を描くストーリー構成も面白く、最後のオチも秀逸でラストまでイッキに聴き終えてしまいました。
● 具体的に良かったと思う点は…
・普段は無口だが、料理になると饒舌な「柳刃」がカッコイイ!
・「良太」にマジ説教する「柳刃」がカッコイイ!
・「柳刃」のイメージピッタリの諏訪部さんの演技がカッコイイ!
無口な「柳刃」が、料理となると饒舌になるのがカッコイイ!?というか面白いです。
料理への知識とこだわりを語るときの熱量がハンパなく、彼の本気度がビシビシと伝わってきます。
また、自分のやりたいことを見つけられず、中途半端な就活を続ける「良太」を親身になって説教する「柳刃」の言葉は、我々にも刺さる名言ばかりです。
そして、ナレーターの諏訪部さん演じるカッコイイ「柳刃」はもちろん、他キャラクターの幅広い演技力にも脱帽でした。
● イマイチだったかなと感じた点は…
・とはいえ、やはり料理は映像のほうが脳内に響くのでは…
・料理通な方々からは否定的なレビューも…
やっぱり料理は目で楽しみたい!という方には、物足りなさを感じさせるかも…
そんな方にはドラマ版も面白いので、そちらがおすすめ。
また、一部レビュ-には”にわか料理”などとの批判もありました…(-_-;)
というわけで、アラフィフ父の5段階評価は以下としました。
Audibleでも内容は理解できた? | |
ナレーションの魅力は? | |
エンターテイメント性は? | |
総合評価は? |
まとめ
今回は「Audible」で聴けるアウトロー小説『侠飯(おとこめし)』をご紹介しました。
仁侠&グルメというミスマッチと思わせるジャンルを、最高のストーリー展開で最後まで魅せてくれた本作。
普段は無口なのに料理となると饒舌になる”カッコ可愛い「柳刃」組長”の魅力に、きっとアナタも虜にさせられるとおもいます。
物語を楽しみつつ激ウマお手軽レシピを学べ、最後は人生論まで教えてくれる”一石三鳥”の一冊『侠飯(おとこめし)』。
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今回紹介した『侠飯(おとこめし)』を聴いた方はコメントから感想を聞かせてくれたら嬉しいです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに(^^♪