今回は「2024年アラフィフ父が選んだAudible書籍ランキングTOP10！」というテーマでお送りしたいとおもいます。
気になるAudible書籍を片っ端から聴いてきたアラフィフ父が、2024年に響いた渾身のTOP10！（ホントか！？）
そこいらの順位とはチョットずれちゃってる、アラフィフおっさん視点のランキングに興味がある方は参考にしてみて下さいね。
アラフィフ父が選ぶ2024年Audible書籍ランキングTOP10
アラフィフ父が選んだ2024年Audible書籍ランキングTOP10はこちら！
| 1位 | スピノザの診察室 | 夏川 草介 |
| 2位 | きみのお金は誰のため | 田内 学 |
| 3位 | ナチュラルボーンチキン | 金原 ひとみ |
| 4位 | 自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 | しんめいP |
| 5位 | 成瀬は天下を取りにいく, 成瀬は信じた道をいく | 宮島 未奈 |
| 6位 | スプートニクの恋人 | 村上 春樹 |
| 7位 | 朽ちないサクラ | 柚月 裕子 |
| 8位 | じい散歩 | 藤野 千夜 |
| 9位 | これは経費で落ちません！ | 青木 祐子 |
| 10位 | 金を使うならカラダに使え。 | 堀江 貴文, 予防医療普及協会 |
エンタメ、ミステリー、資産形成、純文学、自己啓発…
カオスなジャンル選択となってしまいましたが、どの書籍もイチオシできる内容のランキングとなっております。
!(^^)!
Amazonのオーディオブック「Audible」とは？
Amazonのオーディオブック「Audible（オーディブル）」はプロのナレーターが朗読した書籍をアプリで聴けるサブスクリプションサービス。
通勤通学中・運動中・家事の最中など、いつでも「聴く読書」を楽しめます。
入会すれば今回紹介する書籍はもちろん、 12万冊以上の作品が聴き放題の対象に。
人気声優や俳優たちの朗読への起用や、Audibleでしか聴けない書籍やポッドキャストなど、楽しめるコンテンツも豊富に取り揃えています。
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アラフィフ父が選んだ2024年Audible書籍TOP10紹介
というわけで、ここからはアラフィフ父が選んだ2024年Audible書籍TOP10を1位から順に紹介していきます。
50代で聴く読書に目覚めたAudible初心者おっさんが…
・50代になったから今だから共感できる！
・シニアになる前に聴いておくべき！
・アラフィフAudible初心者でも楽しめる！
そんな視点から厳選した10冊！
※もちろん異論は認めます…(^^;)
アナタの胸に響く作品は果たしてあるのか！？
それではいってみましょう。
1位｜スピノザの診察室
夏川 草介 (著), 吉野 貴大 (ナレーション)
アラフィフ父の文句なしの第1位はこちら！
『スピノザの診察室』です。
『神様のカルテ』シリーズの著者である夏川草介氏が、地域病院を舞台に内科医「雄町哲郎」の日常を通じ、”医療の本質とは何なのか？”を問う感動ストーリー。
単なるお涙頂戴的な物語とは違い、”生きる意味”・”自分の生き方”・”死への向き合い方”…を考えさせられる物語は、アラフィフおっさんの心を見事に打ち抜いてくれました。
女性ならずとも惚れてしまう！？ イケオジ主人公の「雄町 哲郎」をはじめ、魅力的な登場人物たちがおりなす人間ドラマも見逃せない本作。
重いテーマを扱いながらも、夏の京都の街並みを想像させるポップさも僕好みでした。
2位｜きみのお金は誰のため
田内 学 (著), 斉藤 範子 (ナレーション)
第2位は「読者が選ぶビジネス書グランプリ 2024」総合グランプリ受賞、
『きみのお金は誰のため』です。
元ゴールドマンサックスの金利トレーダーだった田内学氏が、人生と社会を豊かにする”お金”の考え方を教える本書。
”お金の本質”について、中学二年の「優斗」と銀行員の「七海」に、大富豪である「ボス」が講義をしていく物語は、よくある資産形成書とは一線を画す興味深い内容でした。
「なぜ、お金はこんなに価値あるものになったのか？」
気づけばお金に捉われ続ける僕らに、”お金の大切さの上にある、人の大切さ”を教えてくれます。
「お金だけが人生じゃない」ことの核心を突く一冊！
息子が中学生になったら読んでほしい作品です。
3位｜ナチュラルボーンチキン
金原 ひとみ (著), 日笠 陽子 (ナレーション)
第三位はAudibleファースト作品として配信された、
『ナチュラルボーンチキン』です。
デビュー作『蛇にピアス』で芥川賞を受賞した金原ひとみ氏が、Audible先行配信のために書き下ろされた本作。
（※現在は書籍でも発売されています）
たいした楽しみも無く、ルーティーンな生活を送り続ける45歳のOL「浜野」が出会う”非日常”の出来事が、次第に彼女の人生を変えていくストーリー。
重い空気感と無機質な浜野のキャラが次第に壊れ、感情が剝き出しになっていく描写が素晴らしく、心に残ったので上位にランクインさせていただきました。
「同じ日々を送ることに慣れ、刺激を求めることにも疲れてしまった…。」
年を重ね、そんなふうに感じだすアラフィフ世代には心に刺さる物語だと思います。
人気声優の日笠 陽子さんのナレーションにも注目の一冊！
「金原＆日笠」お二人のファンの方は、要チェックな作品です。
4位｜自分とか、ないから。教養としての東洋哲学
しんめいP (著), 大谷 幸司 (ナレーション)
第4位は東洋哲学をわかりやすく説いた、
『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』です。
東大卒からニートへと転落したしんめいP氏が、自身を救い出してくれた東洋哲学を、自虐を交えながら面白おかしく解説してくれます。
ブッダ・孔子・親鸞などの偉人を、親しみやすいキャラクターに置き換えつつ、小難しそうな内容を図解を交えながら体験的に学べる本書は、東洋哲学の入門書としてオススメできる内容です。
「これからの人生は、まわりに振り回されずに生きていきたいな～」
そんなことを漠然と考えていた僕に、衝撃的な教えを説いてくれた本書。
人生後半の生き方のヒントを求めるアラフィフ世代は、一読して東洋哲学の魅力にハマってみてはいかがでしょうか？
5位｜成瀬は天下を取りにいく, 成瀬は信じた道をいく
宮島 未奈 (著), 鳴瀬 まみ (ナレーション)
5位は2024年本屋大賞受賞作とその続編。
『成瀬は天下を取りにいく』
『成瀬は信じた道をいく』
です。
インパクトあるジャケ絵が印象的だったのと、本屋大賞受賞の話題性に惹かれ聴いてみたのですが、両作品ともエンタメ感満載で、ラストまであっという間に聴き終えてしまうほど面白かったです。
本作の魅力は、やはり主人公「成瀬あかり」のキャラクター。
我が道を突き進むスーパー女子高生「成瀬」の破天荒なストーリーに、グイグイと作品の世界観へと引き込まれてしまいます。
そんな「成瀬」を囲む、他のキャラクターたちも魅力的。
幼馴染の「島崎みゆき」を筆頭に、意地悪な同級生・成瀬の大学受験に付添う父・クレーマー主婦らなどの個性的な面々が、彼女に振り回される姿が何とも滑稽で笑えます。
読後はなんとも晴れやかな気持ちにさせてくれる本作は、アラフィフおっさんの忘れてしまった青春を思い出させてくれる作品でした。
6位｜スプートニクの恋人
村上 春樹 (著), 宮﨑 あおい (ナレーション)
6位に選んだのは、世界も認める小説家村上 春樹氏の
『スプートニクの恋人』です。
1999年に単行本として発売された本作ではありますが、2024年にAudibleで配信開始されたということで選ばせていただきました。
読書嫌いでも一度は名前を耳にしたことがあるであろう大御所小説家、村上 春樹。
ハードル高いイメージだった、僕の村上作品の感想は「意外にも純粋に物語を楽しめた」でした。
奇抜な比喩表現など用いた”村上構文”といわれる文体に最初こそ抵抗がありましたが、聴いているうちに気づけばハマっている自分がいましたね。
この表現法が”現実”と”空想”を行き来する物語とシンクロし、あっというまに世界観に引き込まれていく不思議な感覚を味わえます。
俳優の宮崎あおいさんがナレーションをつとめたことでも話題となった本作！
はじめて村上ワールドに触れてみる作品として、オススメできる一冊です。
7位｜朽ちないサクラ
柚月 裕子 (著), 音代 雪里 (ナレーション)
第7位は2024年にAudible配信・映画化で話題となった
『朽ちないサクラ』です。
2015年に発売された柚月 裕子氏の警察ミステリー小説。
警察の怠慢により起こってしまった女子大生ストーカー殺人を発端に、警察広報の「森口 泉」が事件の真相に迫る物語です。
ストーリーの展開が早く、わかりやすい時系列構成なので、Audible初心者でミステリー小説を楽しんでみたい人にはオススメできる一冊。
あらゆる伏線回収から驚愕のラストまで息つく間もないので、11時間超の再生時間もそれはど長くは感じませんでした。
また「森口」の脇を固めるイケオジ上司二人のキャラクターにも要注目。
渋すぎて危うくアラフィフおっさんも惚れそうになったので、アラフィフ女子の方は要注意です…(^^;)
2024年に聴いたAudibleミステリー小説で僕的NO.1の本作！
杉咲 花さん主演の映画版との比較も面白いかもしれませんね。
8位｜じい散歩
藤野 千夜 (著), 松本 章太郎 (ナレーション)
8位は、あわせて180歳になろうシニア夫婦の日常をコミカルに描く、
『じい散歩』です。
2000年に「夏の約束」で芥川賞を受賞した藤野 千夜氏が、高齢夫婦と未婚息子三人が織りなす人間ドラマをユーモラスに表現しつつ、老々介護のリアリティさを考えさせる物語。
ご高齢の親御さんがみえるアラフィフ世代の方には、面白くも心に響くストーリーだとおもいます。
本作の主人公、90歳手前のおじいちゃん「明石 新平」。
そんな彼が、認知症の兆しが見える妻と、ふがない息子三人の面倒を見続ける姿は、本来であれば焦燥感漂うはずが、不思議とそうした空気にならない”明るさ”が本作品の魅力です。
その理由は、やはり80歳後半になってもパワフルな「新平」の生き様。
体力維持のための朝のルーティーン作業を欠かさず行いながらも、高齢になっても好奇心を無くさない彼のメンタルに、聴きているコチラが勇気をもらえた気がしました。
「新平」の心労に共感しながらも、読後は心がじんわり温まる一冊！
三男のダメダメっぷりが、呆れるを通り越して笑えます。
9位｜これは経費で落ちません！
青木 祐子 (著), 三木 美, 大野 海夏大 (ナレーション)
第9位はドラマ化もされたコチラ！
『これは経費で落ちません！』です。
2016年に発売され、2019年に多部 未華子さん主演でドラマ化もされた人気作が、2024年にAudibleで配信開始！
27歳、彼氏なし。石鹸メーカーの経理に勤めるOL「森若 沙名子」。
何事もイーブンを大事とする彼女が巻き込まれる”社内トラブル＆人間ドラマ”を描く本作は、面白いけどモヤッとしちゃう、ちょっとシュールな作品です。
白黒はっきりさせたい沙名子が、グレーな現実との境で悩まされるリアリティーさが、この作品の魅力。
石鹼メーカー「天天コーポレーション」を舞台に、彼女が巻き込まれる騒動と、営業部の「山田太陽」との恋路の展開が気になってしまい、ついつい読み込んでしまいました。
2025年以降にAudible配信されるシーリーズ続編も気になる本作！
不器用な生き方しかできない森若さんを、つい応援したくなってしまうアラフィフおっさんなのでした。
(^^♪
10位｜金を使うならカラダに使え。
堀江 貴文,予防医療普及協会 (著), 岡部 悟 (ナレーション)
最後は、ホリエモンこと堀江 貴文氏が一流医師の取材協力のもと執筆された健康本、
『金を使うならカラダに使え。老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方』です。
8年以上の堀江氏の取材と経験を踏まえて書き下ろされた本書。
いままで抗うことのできなかった”老い”の常識は、この本の一読で大きく変えられると思います。
生活習慣病・認知症・大腸ガンなど、高齢からの疾病リスク対策を具体的にわかりやすく書いており、早い段階からこれらを心掛けることで大病を回避する可能性を上げられるでしょう。
アラフィフ世代が、いま知るべき最新医療が学べる一冊！
死ぬまで動けるカラダで先の人生を楽しみたいなら、まずやるべきことは「健康投資」です。
まとめ
今回は「アラフィフ父が選んだ2024年Audible書籍ランキングTOP10！」とうテーマでお送りいたしました。
2023年末～2024年に配信された中から、独断と偏見で選んだTOP10！
話題となった書籍もありましたが、アラフィフ目線で選んだラインナップはいかがだったでしょうか？
自己投資にと約1年半続けているAudibleですが、意外にもエンタメ系の書籍が面白く、ランキング上位のほとんどを占めてしまいました。
(^^;)
とはいえ、”これからの生き方”・”お金”・”健康”のことが気になる50代らしいチョイスにもなっていますので、興味のある人は一度聴いてみてほしいです。
できるだけAudible初心者にも聴きやすい書籍をとラインナップしたので、僕と同じアラフィフ世代で「Audibleを始めてみたい！」と考えている方の参考になれば幸いです。
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今回紹介したAudible書籍を聴いた方は、コメントから感想を聞かせてくれたら励みになります！
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに。 (^^♪
