今回紹介する【Audible】作品は…
俳優・小林 聡美さんのエッセイ集
『茶柱の立つところ』です。
文藝春秋
昔から小林 聡美さんのファンだったアラフィフ父。
バブル期の伝説のコメディドラマ「やっぱり猫が好き」以来、ほのぼのとしたユーモラスさと、ハキハキとしたシリアスな演技とのギャップが魅力的で、今でも映画やドラマでクレジットがあるとつい気になってしまう存在です。
そんな彼女の日常を綴るエッセイ集ということでダウンロードしてみた本書。
エッセイストとしても活躍される彼女の”独特の観点?”で執筆されるスローライフは、はたしてAudibleでも楽しめる作品だったのか?
さっそく紹介していきましょうー!
『茶柱の立つところ』は【Audible】でも楽しめる作品だった?

結論からいうと『茶柱の立つところ』は【Audible】でも十分楽しめる作品でした。
理由はこんな感じ。
1.飾らない文章で綴られるエッセイはAudible初心者向き!
スクリーンでみる小林さんの人柄そのままが伝わる本書。
日々のチョットした出来事を飾らない言葉で面白おかしく描く内容は、ハードルも低めでAudible初心者にもオススメの一冊です。
庶民派な一面に共感しつつも独特の視点で表現する文章力の上手さで、ついつい先へと聴き進めてしまいます。
2.聴く読書なら微妙なニュアンスも伝わる!
著者の心情をナレーションで表現できるAudible。
言葉の”間”や感情表現で代弁する安達さんの朗読は、親しみやすさを感じさせ徐々に心をシンクロさせてくれます。
文字では伝わらない微妙なニュアンスが声で伝わることで、よりいっそう世界観に入り込めるでしょう。
『茶柱の立つところ』|著者紹介

1965年生まれ。
東京都葛飾区出身の小林聡美さん。
俳優業としての経歴は…
・1979年 ドラマ「3年B組金八先生」の生徒役でデビュー。
・1982年 大林宣彦監督の映画「転校生」で主演。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
・1988年 コメディドラマ「やっぱり猫が好き」で三女役を演じ、個性派俳優として注目をあつめる。
・2003年 テレビドラマ「すいか」で初主演。
・2006年 「かもめ食堂」 2007年 「メガネ」などスローライフを描く映画作品で主演。
・2014年 映画「紙の月」での演技でブルーリボン賞助演女優賞受賞。
エッセイストとして多数の本も出版。
・『マダム小林の優雅な生活』(1998年・幻冬舎)
・『ワタシは最高にツイている』(2007年・幻冬舎)
・『読まされ図書室』(2014年・宝島社)
などの代表作のほか、多くの書籍を執筆しています。
45歳の時には日本文化に興味を持ち、勉学のため社会人入試で学習院女子大学に合格。
2024年には「チャッピー小林」名義で初のコンサートに挑戦など、アラカンとなった現在も精力的に活動の場を広げています。
※ 参考文献 wikipedia ・yoi 心・体・性のウェルネスメディア
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『茶柱の立つところ』|【Audible】で聴いてみた感想と評価

『茶柱の立つところ』をAudibleで聴いてみた感想は…
「アラカン小林さんの生き様にセカンドライフのヒントをみた!」
でした。
年齢を重ねてもいろいろなことに興味を持ったり、適度な距離感でコミュニティーを楽しむ小林さんの姿勢に、アラフィフ世代がこれからのセカンドライフを楽しむためのヒントがありました。
バイタリティあふれながらも無理はせず、マイペースで楽しく生きる日々に、自分もこんな風にポジティブ思考で第二の人生を過ごせたらなと思わせてくれるエッセイ集。
インスタグラムと猫に癒され、大型不用品を廃棄できず途方に暮れる…。コロナ渦でZOOMに挑戦し、婦人会の先輩たちと鼓舞しあう…。
いつもの日常を面白がって生きる小林さんの生き様に、ついコチラも微笑んでしまう心癒される一冊でございました。
良かったなと感じたところは?

小林さん独特の視点が面白くも共感しちゃう!
ユーモアたっぷりに小林さん独特の着眼点で綴られる本書。
何気ない日常を斜め上の視点から面白おかしく描く内容は、我々にも当てはまる部分が多くつい共感させられてしまいます。
俳優として積み上げたキャリアと、庶民的な感覚がミックスした感性で執筆されたエッセイは、彼女にしか表現できないものでしょう。
アラカン小林さんのライフスタイルは第二の人生のヒントにも!
日常を楽しもうとする彼女の姿勢には、セカンドライフを豊かに過ごすためのヒントがありました。
どうでもいいことも都合の悪いことも、少し視点を変えて想像し面白がってみる。
肩ひじはらず脱力感をもった小林さんのライフスタイルは、第二の人生を迎える我々アラフィフ世代の参考になること間違いなしの一冊です。
イマイチだったなと感じたところは?

小林さん本人の朗読ではない…
俳優として活躍されている小林さん本人の朗読で配信されていなかったのは残念でした。
著者自身のナレーションであれば、”もっと世界観に入り込めたのでは?”と想像してしまいましたね。
しかしながら安達さんの朗読がダメというわけではなく、”むしろこれはこれでアリなのかも!”と感じさせる飄々とした語り口は、意外とハマっていて良かったです。
アラフィフ父の五段階評価は?

というわけで、アラフィフ父の五段階評価はコチラ!
Audibleでも内容は理解できた? | |
ナレーションの魅力は? | |
エンターテイメント性は? | |
総合評価は? |
まとめ

今回は【Audible】で聴ける小林 聡美さんのエッセイ集。
『茶柱の立つところ』
をご紹介しました。
記事をまとめるとこんな感じ~
・親しみやすい文章と著者の心情が伝わる聴くエッセイはAudible初心者にオススメ!
–
・ユーモアあふれるアラカン俳優の生き様はセカンドライフのお手本にも!
–
・著者本人の朗読でないのは残念。しかしながら安達さんの朗読も意外とハマってた。
「エッセイxAudible」は相性の良い組み合わせ。
日常をゆるりと綴る散文は、いつでも気軽に聴くことができ、ナレーションに感情が乗ることで著者の気持ちにも共感しやすいです。
プライべートや意外な一面が知れちゃうのもファンとしては興味深いですね。
面白くもいろいろと参考になった小林 聡美さんのエッセイ集。
とりわけ40~50代の女性の方には共感できる部分も多いとおもうので、ぜひ一読(一聴)してみてほしい一冊です。

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最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに。 (^^♪