今回はAmazonのオーディオブック「Audible」で聴ける『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』をご紹介します。
僕も大ファンの喜多川泰さんの長編小説ということで楽しみな本作品。
数多くの感動物語を描く喜多川ワールドに、今回も引き込まれること請け合いです。
というわけで、さっそく紹介していきましょう!
『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』|オーディブル作品紹介
2005年『賢者の書』でデビュー。『きみと会えたから…』『ソバニイルヨ』など、次々とベストセラー作品を発表している喜多川泰氏が2017年に発表した長編小説。
「秘密結社? lady bird?」
興味をそそられるタイトルに想像を膨らませてしまいます。
僕が感じた本書のテーマは…
「本気でやってみることの意味とは?」でした。
Amazonのオーディオブック「Audible(オーディブル)」とは?
Amazonのオーディオブック「Audible(オーディブル)」はプロのナレーターが朗読した書籍をアプリで聴けるサブスクリプション。
通勤通学中・運動中・家事の最中など、いつでもどこでも聴く読書ができます。
入会すれば今回紹介する『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』はもちろん、12万冊以上の作品が聴き放題の対象に。
話題の小説、自己啓発本、英会話学習教材などラインナップも多数。
人気声優や俳優たちの朗読への起用や、Audibleでしか聴けない書籍やポッドキャストなど、楽しめるコンテンツも豊富に取り揃えています。
「多忙で読書する時間がない…。」
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無料体験後は月会費1,500円で、退会はいつでも可能です。
『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』|あらすじ・内容
高校3年生の颯太(そうた)は、やりたいこともなくダラダラと生活を送る受験生。
誰もが水泳のセンスがあると認めているにもかかわらず、ライバルに本気で挑んで負けるのが怖く、今は水泳をやめて書道部に所属している。
そんな夏のある日、颯太は出先の商店街で熱中症になり倒れてしまう。
彼が目を覚ました場所は、とあるバー。
見覚えのある景色だと気づいた颯太は、このバーが父親が何回も見ている映画「lady bird」のワンシーンの場所だと思い出す。
そして助けてくれた人達は、なんと映画に出演していた本人たちだった!
秘密結社「lady bird」の大人たちとの出会いは颯太の心を突き動かし、見える世界を次第に変えていき…
「lady bird」の大人たちが、なんとなく日々を過ごす主人公へ”悔いのない生き方”の指針を示す本書。
「本気でやれば、世界は変わる」
このパワーの凄さを教えてくれる作品です。
「lady bird」の大人たちは『過去の自分たちも同じだったな』と回想しながら、逃げ腰な主人公に本気で物事に向かうことの素晴らしさを伝えていきます。
颯太と同じ世代の中高生はもちろん。
「lady bird」の面々と同じ世代の僕らにも、考えさせられる一冊です。
『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』|「Audible」で聴いてみた感想と評価は?
長編小説ということで、他の喜多川作品より長い再生時間(通常速度の再生で約10時間45分)を要する今作。
この再生時間の長さに臆して、今まで聴くのを躊躇してました。(^^;)
しかし実際に聴いてみると、颯太が「lady bird」の大人たちと出会う場面まではダレる感はあるものの、それからはテンポのよい展開へ。
「lady bird」の大人たちのキャラクターも際立ち、ラストまであっという間に聴くことができました。
<具体的に良かったと思う点は…?>
・最後は心を揺さぶられる!さすがの喜多川作品。
・山口キヨヒロさんの自然体な朗読が、想像力を広げる。
やっぱりラストは感動!期待を裏切らない喜多川作品でした。
そしてナレーションの山口さんの自然体な読み上げは、数多くのキャラクターたちの想像力をかきたててくれました。
<イマイチだったかなと感じた点は…?>
・物語の展開が動くまでが長く感じる。
・最初の登場人物の紹介は必要?
前述したとおり、話が大きく動きはじめるまでは少し退屈に感じてしまうかも?
あと最初の登場人物の紹介は不要。
イメージが湧かないうちから多くの人物の情報を与えられても、頭が混乱するだけでした。
というわけで、アラフィフ父の5段階評価はコチラ。
Audibleでも内容は理解できた? | |
ナレーションの魅力は? | |
エンターテイメント性は? | |
総合評価は? |
再生時間が長いと躊躇するなら、再生スピードを上げるのもアリ!
僕は1.7倍の再生速度で聴くのがデフォルトです。
まとめ
今回は「Audible」で聴ける喜多川シリーズの長編小説『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』をご紹介しました。
前回紹介した「上京物語」とは、また違った形の感動と教えがありましたね。
僕が喜多川作品が好きな理由は「伝えていく」ことの大切さを毎回教えてくれるから。
年頃の子供を持つ親には、胸に響くんですよね。
本書も”いつか息子が手にして何かを感じてくれればいいな”と思わせる作品でありました。
世代によって感情移入する部分が違う喜多川作品。
作品について感じたコトを、親子で話し合うのも面白いかしれませんね。
30日間の無料体験を利用すれば『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』をはじめとした、喜多川作品を”タダ”で聴けちゃいます!
さっそく聴いてみたい方は「Audible」へ入会して、作品を楽しんでみて下さいね。
無料期間中の解約もOK!
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今回紹介した『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』を聴いた(読んだ)方は、コメントから感想を聞かせて下さいね。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに(^^♪